☆卒園児との交流~カレーパーティー~<当日編>☆大はと(5歳児)、卒園児(1年生)

5/14(土)、ひまわりへ、卒園児(1年生)が約1ヶ月半ぶりに帰ってきました。

卒園する前から、「またカレーパーティーに来るけんな!」と言っていたほど、楽しみにしていた行事です。友だちや保育士との久々の再会に、卒園児たちは一気にテンションが上がっていました。

一方、現大はと組の子どもたちは、と言うと、4月からは、やっと自分たちの天下になった(?)ひまわりへ、先輩が帰って来るのか・・・と思うと、ちょっと迷惑顔になっている子も(笑)。もちろん再会を喜んでいる子が多数だったと思いますけど(笑)。

そんなこんなで調理活動がスタートしました。

材料を切る子どもたちと ↓

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火焚き番に回る子どもたちとに自然と分かれて・・・ ↓

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卒園児たちは、久々の調理活動にウズウズし、みんなが材料を一つずつ持って、包丁を使う順番待ちをしているところ、ふと見ると、2つ、3つのじゃがいもを持って並んでいる!なんて強者も。自分の手元に注がれた、保育士の視線に気づいて、ニヤリと笑う、いたずらっ子な、いきいきとした表情、相変わらずの豪快さと意欲の強さに、「やっぱり”ひまわりスピリッツ”は失われていない」と嬉しく感じた、元担任でした。

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今回は、若手保育士が、子どもたちと共に火の番を担当。乾燥した藁を用いても尚、なかなか着火させることが出来ず、子どもと一緒になって悩みながらの活動となりました。マッチの擦り方、焚き木の組み方等、昔ながらの生活の方法を学ぶと同時に、困難や失敗に出合った時の、子どもたちの行動力から、若手保育士が学ぶことは多かっただろうと思います。

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重たい机を、友だちと2人で運ぶ ↓ 卒園児。 ひまわりっこの良さの1つは、『身体を使うのをいとわないこと』。近頃、世間では、子どもたちの体力が低下し、すぐに「しんどい」、「面倒くさい」と言って、身体を動かすことを嫌う子どもが増えているそうです。日頃から、主体的に、自由に、自然の中で遊んでいる子どもは、いつの間にか体力もつき、身体を使った様々な活動も不満を抱くことなく楽しめます。心が自由に、且つ、物に甘やかされずに育った子どもに、ひ弱な子どもは存在しないのではないでしょうか。

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大人が何も指示しなくても、「もうすぐカレーができそう」と状況を読んで、配膳準備に取りかかり始めた卒園児たち。大人からの指示や命令、禁止、許可を極力減らし、子どもの主体性を伸ばそうと努力した保育の成果が、ここでも垣間見えた気がしました。 コップを並べ、お茶を入れ、米をお皿によそい、と大人顔負けの働きっぷり。友だちとの連携も見事で、将来、ひまわりの保育士にスカウトしたいくらい!!(超青田買い(笑)!!)

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カレーのお味はいかがかな?「おいしー♡♡♡」出来たてを、みんなで、その場でいただきました。

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数分後には、おかわりに並ぶ長蛇の列。「食欲」も大切な意欲の一つ。今後も、このような調理体験は、保育の中で大切にしていきたいなと思いました。 卒園児の皆さん!!次は8月の夏祭りに招待します。また元気な顔を見せに来て下さいね!

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(長尾)