10月4日に『お月見の会』が行われました。
「つき」の歌を歌ったり、パネルシアターを見たり、「中秋の名月」についての話を聞きました。
お話の後は、待ちに待った月見団子作り!!
着替えながらも「早く作りたいなぁ~」と期待に胸を膨らませている子どもたち。
楽しみな様子が伝わってきました。
保育士が白玉粉・団子粉を入れ、少しずつ水も加えて混ぜていきます。
その様子を真剣な顔で見ている子どもたちからは、「まだ出来てないなぁ~」「もっと水いるんちゃう?」などと次々に声が聞えてきました。
保育士が「耳たぶぐらいの柔らかさになったかなぁ?」と言葉掛けをすると、
「柔らかくなってきた!」と生地を自分の手で直接触って確かめる子も…。
見るだけではなく、触れて硬さや柔らかさなどを実感していました。
手先を使って器用にお団子を丸めています。
大きいお団子や小さいお団子など、様々な大きさのお団子が出来てきました。
「お月様みたいなまん丸~!!」と保育士に見せたり、丸めながら、その感触に「気持ちいいなぁ!」と言ったり、
「こんなん出来たよ!」などとお友だち同士で会話のやり取りを楽しんだりして作っていました。
だんだんコツを掴んで、大人顔負けのきれいなまん丸お団子を作っている子も居て、驚きました(笑)
午後からは羽釜、おくどを使ってお団子を茹でました。
保育士が火をつけると、葉っぱや藁、木の枝、角材などを持ってきてくれる子どもたち。
次第に、火の燃え具合を見て、「藁の方が火が大きくなるなぁ!」「木もいるんちゃう?」
「ここにうちわあるよ!」と火を大きくする方法に気付き始めました。
保育士が指示して教えるのではなく、子どもたち自身がどのようにして火を大きくするかなどを考え、体験をもって学んでいきます。
お団子を羽釜に入れ、「どうなったら出来上がり(茹で上がり)だと思う?」と子どもたちに聞くと、少し考えた後、「(お団子が)浮いてきたら!」と答えが返ってきました。
そして、お団子が浮いてくると「出来たよー!」「浮いてきた!取ってー!」と園庭中に響く声が…(笑)
保育士が網杓子ですくっている最中も、次から次へと浮いてくるお団子から目が離せず、凝視していました(笑)
出来たてのお団子を頬張り、この表情。
自分たちで作ったお団子は格別のようで、自然と笑みがこぼれていました。
「おいしい~!!」と何度もおかわりをして完食!!
(野嶋)