☆水通しするぞ☆つばめ組(3歳児)

  日頃から年長児たちのしていることへの憧れがある、子どもたち。 4・5歳児が散歩に出掛け、つばめ組の子どもたちだけで過ごしていた日のこと。 水通しをしようと竹を運ぶ。

 

なかなかフェンスの下に通せず。

 

いつの間にか、この角度に(笑) もちろん水は流れることなく、不思議そうな表情を浮かべていました。

 

   この日は、残念ながら水通しは出来ないまま終わりました。しかし一度目に失敗したことで、水通しがしたいという思いは、ますます強くなりました。その日から、大きいクラスの子どもたちが水通しや、水路づくりをしていると、じっと見つめていた子どもたちは後日、4・5歳児が散歩に出掛けた日、再チャレンジし始めました。

 

竹をスコップがわりにして・・・

 

砂を掘っていく。

 

友だちに持ち方を教える子も。

 

今回は、無事にフェンス下に半割れの竹を通すことにも成功し、水を流してみるものの、古くなった竹は途中で水漏れ続出。砂場に流れてきません。どうするのか、しばらく様子を見ていると・・・

 

竹筒に水を貯めて一気にフェンス際の半割れの竹に水をかけて流す作戦に! すると、水が流れたのでした。

 

   この後は、水が流れたことで満足し、互いの体に水を掛け合ったり、水を飛ばしたりして水路づくりではなく水遊びになったのですが、私はこの一連の遊びに感心しました。年長児の遊びを見て、自分たちも“やってみたい”と思い、試してみることや、上手くいかないと、どうすれば良いのかを考えて行動することなど遊びを発見し、そこから拡げていく姿に、これからが楽しみになりました。まずは、私たちも新しい竹を用意するなど、環境づくりに努めたいと思います。

 

(湯浅)