園庭では木材を使って構成的な遊びが盛んになってきています。今回は、子どもたちの作る家をいくつか紹介したいと思います。まずは、もっとも広い!庭付き平屋!初めは、それぞれ別々の家を作っていましたが・・・
警察署?も完備?!「ここは捕まえている所よ」犯人を捕まえるらしいです。防犯機能かな。(笑)
完成したお家を、上から見るとこんな感じ♪クスノキも敷地内にあるので、 いつでも木登りができます。
次は、狭小住宅。三角の形が魅力的なお家。「完成した~!!いっぱい座れるよ。」三角のお家の周りはベンチがあり、座ることができます。
ここに入って寝ることができます。日当たり良好!狭い所が落ち着く人には、 もってこいのスペースです。ただし!出入りには細心の注意が必要になります。
地下には2人が入れるスペースがあり、ここはひんやり涼しいので暑い日も快適に過ごせます。
続いての家は、乗り物にも変身する物件です。まずは、角材を積んでいきます。
積み上げた角材は背もたれになり、4人乗りの乗り物になりました。
その日の午後、今度は積んでいた角材の位置を変えて、中に入れるようにしています。大きな板で斜面を作り、重い角材は押し上げています。
最後に紹介するのはこちら、期間限定の落ち葉ハウス♪まずは、落ち葉を集める所から始めます。細長い木材を、ほうきにしたり落ち葉を寄せて 集めます。運ぶのは手動です。
内側は、こんな風になっております。落ち葉に新鮮な採れたての草が乗せられています。
ちなみに「ふわふわで気持ちいいんじょ。」と、その座り心地は保証します。
この家には、屋上があります。これで夜空の星もバッチリ鑑賞できます。
いかがでしたか?好みの家はありましたでしょうか?これからお家を建てるご予定のある方は 参考にしてみてはいかがでしょうか?(笑)
この他にも、子どもの作る家は、沢山あります。毎回、発想豊かな家が多く、私自身が作ろうとしても、子どもたち程の発想力はありません。元々、子どもは大人と違って既成概念がありません。その発想力や想像力は無限大で、誰もが無限の可能性を秘めています。私たち大人は、その無限の可能性の“芽”を摘まないように気をつけなければなりません。その為には、どんな姿も受け止め、認めることが大切だと思います。大人になるにつれ、こうしなければいけないと思い込んでいることもあると思います。子どもたちが考える前に、大人が知っていることを先に教えてしまわないように気をつけています。そこに辿りつくまでのプロセスや、考えて行動することが大切で、結果は後からついてくるものです。以前、先輩から教えて頂いたことで、教えるのは簡単なことだけれど、教えられたことは自分のものにできていないことが多い。自分で調べて、考えて学んだことは、自分の知識として、核となる。その通りだなと思ったのです。子どもたちも生活や遊びの中で様々なことを体験し、その実体験の中で予想したり試したりして、得られたことは心に残っています。友だちとも、ぶつかり合いながら互いを認め合うことでより関係が深まっていくと思います。
(湯浅)