すずめぐみだより(2歳児)

 今年は、秋も気温が高く、スズメバチの活動期も長かったので、文化の森にも場所によってはなかなか行けず・・・。保育士も、もちろん子どもたちも《散歩に行きたい!》欲求がどんどん高まっていました。そして、ようやく気温が20度を下回る日が続くようになり、いざ!今年度初の文化の森展望台へ!

 

     道中、稲刈り後の田んぼを見て、「水、無いな~」「これ、お米?」と、ワイワイガヤガヤ。

 文化の森に到着すると、目的地まで歩道をダッシュ!子どもたちの持久力に、保育士ギブアップしそうです。

展望台で見つけた植物。”なんだ?これは?”と、中をのぞき込む。振ってみると、バラバラと中から小さな種が飛びちる。(これは、テッポウユリという花でした)

 展望台までの道のりや展望台横の斜面をよじ登る。この角度、そして足元は落ち葉のせいで、もちろん滑る。手足を踏ん張り、木の幹や根っこなど、支えになりそうなものを摑んでは強度を確かめながら進む。子どもたちの冒険心と体の使い方に感心。

 木に登ろうとするも、表面の凸凹が少ない木だったため、引っかかりがなく、なかなか登ることができず。幹が分かれているところに自分の足を挟み込むようにして、何度も挑戦。ようやく登ることが出来ると、「サルになるわ~」とにっこり。

 落ち葉がいっぱいで、おしりもあんまり痛くな~い。「うわ~!」と、声を上げて大笑いしながら滑ってくる子も。

 帰り道も、駆け降りる。みんな、本当に体力がついてきました。

 

 公園などによくある大型遊具は、自然物で体を動かす環境が少なくなり、いわゆる自然の木々や山などの斜面の代替品として作られたと研修で聞いたことがあります。すずめぐみの子どもたちが、これだけ自然の(天然の)遊具で遊べる環境に感謝!です。

                        ( 盛 )