異年齢児の交流

12月11日、大はと組(5歳児)のクラス懇談を行いました。保育士が普段から撮りためている写真や動画を保護者の皆様に見ていただきながら、子どもたちの日頃の活動について説明をしたり、仲間と共に成長している様子を紹介したりしました。中でも皆さんの心に残ったのが、下の写真の出来事だったようです。

5歳児と2歳児が一緒に文化の森へ散歩に行きました。5歳児が山の斜面をスイスイと登っていくのを見て、後ろを着いていった2歳児・Sちゃん。ふと自分が居る場所を見て怖くなってしまったようです。すると・・・

 

「いける?」年下の友だちを優しく気遣う5歳児たち。安心させようと側を離れません。

「おい!あそこ見てみろ」進行方向に落とし穴のようになっている所を発見。Sちゃんを誘導する時に気をつけるよう後ろの友だちに伝える。

安全を確認するためSちゃんより少し先を行き誘導する子、側を離れず体を支えてあげながら一緒に降りて来る子と、役割分担してレスキュー。

別の所でも・・・

この時の様子を動画で紹介しました。子どもたちの声や動きから、年下の子を思いやる気持ちや、友だちと協力し合う様子が伝わり、胸がジーンとした方が続出でした。このような子どもたちの成長は、私たち保育士にとっても大変うれしく、これまで以上に保育に励もうという活力になりました。

                            記:岡田

 

☆すずめ組(2歳児)だよりからもこんなエピソードを紹介しました。

 

大はと組と手を繋いで文化の森まで出発!!少し緊張しながらも楽しそうに歩いています。

山の中に着くと大はと組に続いて険しい斜面をどんどん登っていくすずめ組。登るのが難しくなると「がんばれ!」と大はと組が背中を押してくれています。

 

最初は緊張していたすずめ組のみんなも大はと組の優しさにだんだんと緊張もほぐれていき、帰りは大はと組と手を繋いで帰るのを楽しみにしていました。

                            記:新居