0・1歳児クラスだより

個々の発達に合わせて

 ひよこ組は月齢差の大きい子どもたちが一緒の部屋で生活している為、私たち保育士は、身体発達の違いの幅広い子どもたちが、それぞれに適した環境で過ごせるよう配慮しています。

 

【 0歳児 】

仰向けの状態から体をひねり横向きになる寝返りをうち腹這いに。でも、なかなか腕が抜けない・・・。保育士に手伝ってもらうこともありますが、腕が抜けるとこの体勢をキープして過ごすSちゃん。

 

腹這いでしっかりと腕を突っ張り、体を起こすYくんとYちゃん。360度方向転換したり、後ろに下がったりしています。前進するのももう少しかな。

 

ずり這いで好きなところへ移動していくKちゃん。そのスピードの早いこと(笑)

 

【 1歳児 】

つたい歩きで移動し、時折、支えなく立つ姿も見られます。歩き始めるのが楽しみ。

 

歩行を楽しむKちゃん。転びながらも、少しずつ距離を伸ばしています。

 

こんなポーズもできるよ。頭を床につけてトンネルを作り、脚の間から覗き込むKちゃん(笑)

 

乳児保育に大切なこと    『保育所保育指針より抜粋』

健やかにのびのびと育つ 健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活を作り出す力の基礎を培う。身体感覚が育ち、快適な環境に心地よさを感じたり、食事、睡眠等の生活リズムの感覚が芽生えたりする。

 

身近な人と気持ちが通じ合う 受動的・応答的な関わりの下で、何かを伝えようとする意欲や身近な大人との信頼関係を得て、人と関わる力の基礎を培う。生活や遊びの中で、自分の身近な人の存在に気付き、親しみの気持ちを表したり、ともに過ごす喜びを感じたりする。

 

身近なものと関わり感性が育つ 身近な環境に興味や関心を持って関わり、感じたことや考えたことを表現する力の基礎を培う。身の回りのものに親しみ、様々なものに興味や関心を持ったり、見る、触れる、探索するなど身近な環境に自分から関わろうとしたりする。

 

 今後も、上記の事項に留意しながら、子どもの生命の保持と情緒の安定を図り、温かな親しみとくつろぎの場となるとともに、生き生きと活動できるように配慮していきたいと思います。

                              兼中