1歳児クラス便り

 主に、第1園庭で過ごしている1歳児クラスですが、この日は第3園庭に出て、普段と違った環境の中でそれぞれに遊びを見つけ、全身を使ってダイナミックに楽しむ姿が見られました。そんな子どもたちの遊びを見守る中で、子どもたちの思いや、心の動きが垣間見えたエピソードを紹介します。

第3園庭にて

第1園庭よりはるかに高い土山。全身を使って、無我夢中で登り始める。

斜面のくぼみに足をかけて。水を含んだ粘土質の土山。思うようには登れず・・・。

手足にはかなりの力が!ここまで登るまで、何度も滑り落ちながらも挑戦を繰り返し・・・。

❞登りたい❞という強い思いで、頂上まで登りきり、斜面を滑り下りる。

【初めての自由画】

 日々、自然と一体化し自分の体を使った遊びを楽しむことを積み重ねた後に、自由画を描くことで、より心も体も解放しのびのびと絵に向かえるようにしています。課題を与えず絵の具で自由に描く子どもの絵は、心の表現ともいわれています。私たち保育士は、子どもたちのありのままの姿が表現できるよう自由画に取り組んでいます。この自由画の活動を通して、絵の具に触れる楽しさ、表現するおもしろさを知ってもらえたらと思います。

すぐさま筆を持ち、思いのままに描き始める。

描き始めて、いつのまにか、自分の足にも・・・。

                                                                                                                                                    野口