3歳児だより

 少しずつ過ごしやすい気候になってきました。つばめ組(3歳児)の子ども達は造形活動に取り組んでいます。

 

【お団子タワー】

「空まで高くしてみよ!」と話し合って泥団子を積み上げ、お団子タワーを作る3人。     

上に積み上げているだけではなく、よく見ると、泥団子がくずれないように木の棒をさしこみ、ひと工夫。

最後は花びらやドングリで飾りつけて、お団子タワーができました。

【葉っぱのお店屋さん】

大きなバナナの葉を細くちぎってきれいに並べていく。並べ終わると「いらっしゃいませ!」とお店屋さんを始める。

「1つくださーい」とお買い物に来た友だち。「82円でーす」と、葉っぱを売ってごっこ遊びを楽しむ。

【おにぎり作り】

泥を葉っぱにはさんで何かを作っている。

「じゃじゃーん!」と葉っぱを開けるとおいしそうなおにぎりの完成。

こちらは葉っぱで泥をくるくると巻いていき、のり巻きを作る。

【虫の家作り】

見事にコオロギを捕まえ、保育士や友だちに「見て!!これエンマコオロギって言うんよ」と教える。

「お家作ってあげよ!!」と友だちと話し合い石を使って家を作り始める。

しかし、石で囲うだけでは、逃げられてしまい「あ、逃げた!」「どうしよ」と悩んでいると・・・

4歳児の友だちが来て、「これぐらい高くしたら逃げんよ」と教えてくれました。

すると、「これぐらい広くしよ」や「エサもあげたらええんちゃう?」と自分たちも次々と案を出す。

さらに石を積み上げることでコオロギが逃げなくなりました。そうすると、次は「これ食べるかな」とエサをとってきて観察していました。

【大きなカブ?!】

大きな根っこを引っぱる4歳児の友だちを見かけると近寄り、2名のつばめ組が加勢。

3人で根っこを引っぱっていると次々と後ろに友だちが増えていく。

人数が増えると「うんとこしょどっこいしょ」と絵本の『大きなかぶ』のようにかけ声をかけて引っぱっていました。最後は抜けませんでしたが、このやりとりをとても楽しんでいました。

 

 自分のイメージを形にするために自然素材をうまく使っています。「そんな使い方できるんや」と見ている大人がびっくりさせられることがよくあります。最近では、友だち同士や異年齢の子たちと話し合って遊びの内容が色々と発展しています。これから散歩に出掛け、ドングリや落ち葉などの秋ならではの自然素材を集め、子ども達がさらに造形遊びができるようにしていきます。

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