卒園を祝う会も無事終わり、ほっとした翌週、3月17日。大はと組のみんなの願いが天に届いたのでしょうか。この日は朝からよく晴れ、遠足には申し分のないお天気となりました。
日頃から、文化の森の山中へ散歩に行くことが多く、「この道のずっと先に動物園があるんだろ?行きたい!」と言っていた子どもたち。保育園最後の遠足の行き先は、”山道を歩いて動物園へ行こう!”と即決でした。
↓保育園を意気揚々と出発する年長児
↓まずは文化の森・芝生広場へ到着。さあ、ここからが本番だよー!
山道へ入りました。昨日までは雨が降っていたこともあり、「いつもと匂いが違うなー」という声が。雨上がりの大地の匂いを感じたのですね。自然の中で五感が働いています。
↓見晴らしの良い地点では、「動物園が見えるんちゃうん」と。 いやいや、まーだまだですよー。ここからが本番!!
↓あずり峠の途中に居るお地蔵様に、「大はとみんなが無事に動物園に着きますように・・・。」と祈り、手を合わせる子どもたち(笑)。 道も険しくなってきました。「もう半分くらい来た?」と聞く子どもたちに、「ここからが本番よ!」と活を入れると、「何回本番があるんよ!」と突っ込み返される保育士。
↓苔(こけ)を纏った木の幹を発見!「ふかふかのソファーみたい」「恐竜の足みたい」想像力が働く。 代わりばんこに座り心地を試す。「〇〇も座ってみー!」 ほっと一息。
↓小さな穴があいているのを見つけました。へびが出てきたのかも!? もぐらのトンネルかも!?とここでも想像を巡らす。
↓山道を歩くこと、約2時間。植物園に到着! きれいな桜の花がみんなを迎えてくれました。
動物園に入るまで待ちきれずに、植物園内でお弁当を広げました。 割と点々とバラバラにシートを広げる子どもたち。お友達と一緒もいいけれど、”常に誰かと一緒”でなくても 自分らしく居られる自立心も大切です。こういうところ、ひまわりっこらしい! おうちの人が早起きをして作ってくれたお弁当、道のりが険しかった分だけおいしさも増します。
いよいよ動物園内へ。興奮MAXの子どもたちに、動物の方がたじたじ!?(笑)。 動物の見学を十分に堪能し、帰りはバスに乗って帰ってきました。
今年度の行事は、お天気に悩まされましたが、最後の遠足のこの日だけは快晴!(前日、翌日は雨だったのに!)楽しい思い出がまた一つ増えました。(長尾)