食育について

栄養士のコメント

食は命の源であり、人間が生涯にわたって心身共に健康に生きていくうえで欠かせないとても重要なものです。

現在、日本は「飽食」と言われる時代にあり、脂質の過剰摂取や野菜の摂取不足等の栄養の偏り、朝食の欠食に代表されるような食習慣の乱れに起因する肥満や生活習慣病の増加・過度の痩身等が社会的な問題となっています。

当園では、子どもの頃に健全な食生活を確立することで、生涯にわたって健康で質の高い生活を送る基本となる「食を営む力」を培うことを目標とし、食育を進めています。

当園の給食・おやつは、旬の食材を使い、薄味で素材の旨味をいかし、栄養バランスや調理形態(大きさ、切り方、固さなど)に配慮した献立になっています。

調味料は、添加物の少ない良質な物を使用するなど、こだわりの給食を提供しています。

<使用調味料>
使用調味料

こだわりの調味料で調理したおいしい給食

こだわりの調味料で調理したおいしい給食

  • (上段左から)三州三河みりん、千鳥酢、花美蔵純米料理酒、かめびし屋にがり入り醤油、志まや御膳みそ
    いずれも原料を厳選したものや、昔ながらの製法にこだわったものです。
  • 米は、(下段左皿)七分づき米、(右皿)玄米と(袋入り)伝統黒米弥生紫を使用しています。
    七分づき米と玄米、または七分づき米と黒米を混ぜて炊いたり、玄米だけで炊いたものが、給食、おやつ、延長保育の軽食として出ます。
  • 砂糖は、よりさとうきびの風味とミネラルが活きているきび砂糖を使用しています。

おやつ一例

七分づき米のおにぎり
七分づき米のおにぎり

玄米のおにぎり
玄米のおにぎり

七分づき米と伝統黒米”弥生紫”を混ぜて炊いたおにぎり
七分づき米と伝統黒米”弥生紫”を混ぜて炊いたおにぎり

食物アレルギー児への対応について

  • 医師の診断に基づき、除去食・代替食などが必要な場合には、可能な限り対応しています。
  • 食品の除去、代替などを必要とする場合にも、皆と同じものを食べたい子どもの気持ちを大切にし、同じような献立になるように配慮しています。
  • 卵、牛乳、乳製品、大豆などのたんぱく質性食品や、小麦粉、米などの炭水化物を除去する場合には、身体発育に必要な栄養素が不足しないように、栄養バランスのとれた食事になるように調整しています。