園だより

ひまわりっこのしなやかな身のこなしのヒミツは、日々の遊びの中にある!~0・1歳児編~

 

 ひまわり保育園の園庭は、地面をあえて凸凹にしています。足裏・足指でしっかりと地面をとらえたり、木の丸太や角材などを用いて身体を動かせるようにという思いからです。職員一同、子どもたちの姿や発達の過程をふまえ、日々環境づくりを工夫しています。

水路の溝で遊ぶ。

土山の斜面を四つん這いになり登る。指や足で蹴る力も必要。

砂場の深い穴に入ったり出たりを繰り返す。片足で踏ん張り、体勢を保つ。

並べた木材の上を、ゆ~っくり渡る。バランス感覚が養われている証拠!

間隔をあけて置いた木材の上を渡る。

 

 大人が見える安全な範囲の中で、子どもたちがどうやって、それらをクリアしていくのかを、大人はそっと見守る事が重要です。まさに、子どもたちが安全の中のスリルを味わうことで、身体の使い方や身のこなし方を体得していきます。そして遊びの中で子ども自身が、何が安全で、何が危険なのかを自分の中で判断していくことが大切です。その結果、大きな怪我にならないことにも繋がっていっていくのだと思います。

                                                                                                                 記: 金松