5歳児組だより

製作あそび ~手作り楽器~

 毎月の誕生会では、保育士が出し物を行います。8月の誕生会では、身近な素材を使った手作り楽器を紹介してくれました。

子どもたちが実際に手作り楽器に触れて、音を鳴らしています。どんな音が鳴るのかな??

最後は、5歳児組の子どもたちが皆の前に立ち、楽器で合奏をして、楽しい時間を過ごしました。

 

 その日の午後、誕生会をきっかけに子どもたちは、“自分で楽器を作りたい”という気持ちが出てきました。そして、子どもたち同士で、「家で使えそうな物(廃材)を探してこよう」と話をしており、次の日に廃材を持ってくることになりました。

 

★次の日★ 自分たちで持ってきた材料や保育室にある材料を使って、楽器作り!!

ペットボトルに小さな穴を開け、空気を送るストローを貼りつける。ストローを吹くと、”ピー”という音が鳴ります。

こちらは手作りギター。弦には輪ゴムを使う。どうすれば弦が張れるかと考え、テープで固定したり、両側に切り込みを入れて、ゴムをひっかける。

ペットボトルに切ったストローを入れて、フリフリ♪「もっと沢山入れたら音が大きくなるかも」

ストローを切って少しずつ長さを変える。

数本くっつけて吹くと、音階の違う笛に。意外と長さ調節が難しい。

自分たちが作った楽器を鳴らして、”きらきらぼし”を合奏。色んな音が、鳴り響いていました。

 

◎自分たちで作りたい物をイメージし、イメージに合った材料をそれぞれが用意していました。時には、イメージした通りに形が作れなかったり、形が出来ても音が鳴らなかったりすることがありましたが、試行錯誤しながら完成に近づけていました。作りたい楽器は同じでも、使う素材はそれぞれ違うので、子どもたちの発想力の高さに感心しました。”作って、皆で合奏がしたい”という目的を持ち、自分たちで必要な物を用意し、活動に取り組むことでより、意欲的に参加していたように思います。今後もこのような機会を大切にして、子どもたちが主体となって活動していけるようにしていきます。

                                  記:白倉