3月14日、大はと組の卒園を祝う会が行われました。
ひまわりでは、5年前から、「卒園式」という形式ばったものではなく、名称、内容共にアットホームな「卒園を祝う会」と様式を変えて卒園児を送り出しています。
近頃は、大人の文化をそのまま子どもの生活に降ろしてしまう風潮があり 、入園式、卒園式、入学式、ひいては1/2成人式(小学4年生(10歳)で行う学校が増えているそうです。)なんてものまで行われています。式の内容は大抵が毎年同じようなものであったり、「やらせ」感がうかがえるものであったりで、子どもらしさや個性などは置き去りにされています。それでも幼少の頃は大人の意のままに式が行われていますが、社会に成人として認められる「成人式」はどうでしょう。毎年、奇抜な服装でわがままに振る舞う若者が報道されます。彼、彼女らも小さい頃から幾度となく「式」を経験してきたはずなのに・・・。”小さい時からきちんとしていないから出来ない”のではないということがわかります。
このような事に思い当たり、5年前に、職員や当時の保護者の方と話し合いの機会を持ち、”今、目の前に居る子どもたちの姿に合わせた卒園の会をしよう”と改革しました。「卒園式」→「卒園を祝う会」と名称を改め、これまでは”礼服で参加”していたのを、”普段通りの服装で”、”涙を誘う演出”ではなく、”晴れやかに子どもたちの卒園を祝おう” と内容を毎年考えています。その想いが今でもひまわりのスタイルとして引き継がれているのです。
花道を大好きなお母さんと歩き、うれしそうな表情♡
「ひまわり保育園で自由にのびのびと活動したことを証します。」 第1部では、園長先生より、ひとりずつ卒園証書をいただきました。
↓第2部は子どもたちによる様々な表現活動や、親子でのふれあい遊び等で盛り上がりました。
緊張気味の合奏「きらきら星」♪
お次は・・・↓
自分で作った楽器と、フィンガータップによる「オブラディオブラダ」の演奏♪
↓ 子どもたちそれぞれの特技を盛り込んだダンス「FOLLOW ME」!!
↓親子でふれあい遊びを。
抱っこしてもらい嬉しそう!お母さんお父さんも、ずっしりくる重みに我が子の成長を感じたのでは?
エンディングには、みんなで手をつなぎ「ぼくら太陽の子」を熱唱♪
「♪みんなでいればー楽しいことも増えるんだ、みんなの中で優しさ育つんだー♪ ぼくらは太陽の子、お日様の子 みんなで手をつなげば何でもできるー♪」 これまで、子どもたちの主体性をはぐくむことを大切に保育してきました。 保育園最後の行事も、その理念から逸れることなく、楽しく、意欲的に活動できたことを何より嬉しく思います。