episode6(H29年度卒園児保護者より)
娘が入園したのは、11か月の時でした。別れ際に泣く娘を振り切って先生に預け、娘へ何か申し訳ない気持ちと寂しさで涙したのを思い出します。
初めての子育てということもあり、今となっては“考えすぎていたなぁ”と思うことも、先生方にいつも親身になって相談に乗っていただき、感謝しています。 先生の「お母さん、大丈夫!」の一言で安心し、ゆったりとした気持ちで子どもと向き合い、楽しく子育てをすることができました。
子どもたちが入園してから今日まで、振り返ってみると、親の心配とは反対に、子どもたちは身体も心もすくすくと成長してくれました。 入園してすぐの頃は、園での生活にうまく馴染めず、自分で遊びを見つけることができなかったり、汚れることに抵抗があったり・・・。いつかは、当時の大はと組さんたちのように遊べる日が来るのかと、待ち遠しく思っていました。 ひよこ、あひる、すずめ、つばめ、小はと組と、たくさんの経験をさせていただいたことで、小さい頃は、手に少し泥が付くだけでも嫌がっていた子が、大はと組になる頃には、頭から足の先まで泥だらけになり、本当に楽しそうに、いきいきとした表情で遊ぶ姿を見ることができるようになっていました。 また、お友達と力を合わせて、自分の背丈よりも大きな木材を運び、大はと組のみんなが入れる程の大きな家を作ったり、土や草花、木の実で作品を作ったり、大人の発想を超え、“こんなこともできるようになったんだなぁ”と、いつも驚き、嬉しく思っていました。 毎日の生活の中で、たくさんの経験を通して、自ら色んな事に興味を持ち、工夫しながら、チャレンジすることができるようになりました。
入園当初では想像できないくらい、見違えるほどたくましく、頼もしい『ひまわりっこ』になりました。 先生方が、子どもたちを信頼し、寄り添い、優しく見守っていただけたおかげだと感謝の気持ちでいっぱいです。 子どもたちは、これから、新たな生活を始めることになりますが、ひまわり保育園で学んだことは、小学校生活でも役立つことと思います。 ここで培われたものを大切に、私たち親も、子どもたちと共に成長していきたいと思います。
episode5(H28年度卒園児保護者より)
ひまわり保育園での、自然とふれあい、生き物とふれあい、本来の子どもの自由さを最も大切にした保育の中で、自分たちで作る楽しさ、大人の指示で動くのではなく、自分たちで考えて、色々なことに取り組み、困難にも立ち向かい、やり遂げたという達成感を体いっぱいに感じて育ってくれたと思います。 春にはタケノコ掘り、夏には川遊び、秋には稲刈り、冬には餅つき、他にも親子遠足、夏まつり、そうめん流しに親子レク、芋掘り、焼き芋、七輪で魚やイカを焼いたこと・・・。 数え切れないほどの体験をし、数え切れない思い出が、これから小学生になる我が子たちの何よりの力となることと思います。 私たち親にとっても、このひまわり保育園での体験は、これからの子育てに大いなる力を発揮すると信じています。 ひまわり保育園と出会い、ひまわり保育園の教育の中で子育てできたこと、本当に幸せだったと思います。 自由でのびのびと、たくましく、力強く、また、自信に満ちあふれた子どもたちの表情を見ることができ、園長先生をはじめ、諸先生方には心よりお礼を申し上げます。 自由保育・自然保育を行うにあたっては、先生方の手間と労力、また、熱い思いがあってこそだったと思います。これからも変わらぬ保育を続けて頂きたいと思います。 4月から一年生になる大はと組の21名には、「ひまわりっこ」の力を存分に発揮して、これから始まる新しい生活をたくさん楽しんでもらいたいと思います。 今まで、楽しい思い出をたくさんありがとうございました。
episode4(H27年度卒園児保護者より)
入園したばかりの頃、別れ際に泣く我が子の姿に涙したことが昨日のように思い出されます。そんな子どもたちも保育園で過ごすうちに、やさしい先生方とたくさんの友達に恵まれ、いつしか保育園に通うことが楽しみとなっていきました。
ひまわり保育園で子どもたちは四季を通して土や木、水などの自然と触れ合う遊びを数多く楽しませてもらいました。泥遊びや川遊び、竹の子堀りや芋掘りなどの自然体験に加え、四季折々の様々な行事や昔からの習わしも体験させていただきました。
柏餅作りに田植え体験、七夕のそうめん流し、お月見、餅つき、しめ縄作り、節分、干し柿作り。七輪で様々な食べ物を焼いて食べたりといった体験もしました。挙げるときりがありません。そしてそれらの体験の中で、子ども自身が取り組む姿を我慢強く見守って下さいました。包丁やのこぎりを一人で持たせてくれる保育園は、なかなか他には無いと思います。
また、材料にこだわり、手間暇のかかった美味しい給食も、子どもたちの楽しみであり、保護者としても、子どもたちが、毎日安全で美味しい食事を頂いている安心感は、とてもありがたいものでした。
ひまわり保育園の自然育児・自由保育方針は、手間も労力もかかるものだったかと思います。子どもたちのために尽力していただき、本当にありがとうございました。
熱い信念のある保育の下、子どもたちはたくましく成長し、晴れの卒園の日を迎えることができました。「自分は出来る」と自信に満ち溢れた子どもたちの姿は、とても眩しく輝いています。園長先生をはじめとした先生方、保育園の運営に携わるすべての方々のおかげであると、深く感謝申し上げます。
子どもたちは、たくさんの思い出を胸にひまわり保育園を飛び立ちます。この先、様々な困難に出会うこともあるかもしれませんが、ひまわり保育園で育まれた強いハートで乗り越えていってくれるものと信じています。
episode3(H26年度卒園児保護者より)
卒園を迎え、預けた日々を懐かしく思い出しています。 息子が生後5ヶ月よりお世話になり6年。時折、少年の顔を見せるようになりました。
長男、次男と3人の息子達がお世話になりました。かばんを三つ、布団を二組、赤ちゃんだった息子を抱え、奮闘していたのが昨日のことのようです。
桜の花が咲いた頃、大はと組の14人の子どもたちは小学生になります。 デジタル社会の中で、田植え、七夕、お月見、餅つき、節分など四季折々の体験をさせていただけたこと。 ひまわりならではの、どろんこ、虫とり、川遊び、家作りなど、いろんな遊びを通して学んだ、新しい事への挑戦、物を知る喜び、体験を通して得た気づき、経験を積み重ねることで得た自信。根っこの保育で、「今」を懸命に生き、温かく時には厳しく、忍耐強く見守って下さった先生方のおかげで得ることができました。また、一人の親としても大切なことを教えて頂きました。
この先、壁に突き当たることもあるでしょう。 ひまわりで培った力が糧となり、小学生、中学生となっても子どもたちや私達、親にとっても大きな支えとなっていくものであろうと思います。
園長先生をはじめ、先生方、支えて下さった職員の皆様、地域の皆様、携わっていただいた皆様へ、子どもたちの大切な人生の基盤をしっかりと作っていただけたこと、ご尽力頂いたこと、本当に感謝しております。 この「根っこの保育」が、もっとたくさんの方々に根付いていきますよう、今後は地域の住民として見守っていきたいと思います。
episode2
ひまわり保育園で4年間お世話になった息子は今年2年生になりました。ひまわりっ子時代は、毎日が発見の連続で、とってもキラキラしていて、充実していたように思います。
保育園から帰ってくると、色々な話をしてくれました。
「ウシガエルはプニプニして、あかちゃんみたいぢょー」
「シマヘビの頭はまるっこいけど、頭が三角だと毒があるんぢょー」
「このドロは、かたい団子がつくれるけんな!」
驚きとうれしさがいっぱいの息子の話は、毎日とても楽しみでした。
同時に、日々たくましくなる姿にうれしさを感じました。
そんな息子は今でも学校での話をよく聞かせてくれます。
そして、学校から帰ると夕食まで、水路へ行きザリガニをとったり、ヤモリをつかまえたり、走り回ったり・・・。外遊び大好きです♪
1年生、2年生の担任の先生から同じことを言われました。
「子供らしく、とっても元気です。」
「時間がかかっても、きちんと最後までやり切ります。」
私はとってもうれしかったです。
わからなくても投げ出さず、ゆっくりでも最後までやり切る力。
ひまわりっ子生活の中での経験が、小学生になった今でも息子の基礎であり、原動力となっていると感じています。
娘は現在もひまわりでお世話になっています。
先生方に見守られながら、毎日、フルパワーで、enjoyしている姿は、とってもキラキラしています。
大人が、ぐっとこらえて見守ることの大事さを子供から教えてもらっている、ひまわりっ子生活です♪
episode1
川で遊び、山へお散歩、用水で生き物採取など、普段なかなか自分では自由にさせてあげられないことをたくさん体験させてもらいました。
遊具や玩具がない環境のおかげで子どもたちは自ら遊びを考え、自然にある石や木、植物が遊び道具とかわり、様々な工夫を覚えます。
小さいころにたくさんの自然とふれあうことで、本来一番大切な生きる力を身につけることができたと思います。